<コットン種まき「seed to the future 種1粒から未来へ」オープンデー>



 

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さあ、種まきの季節です!
nanadecorは島根県奥出雲の山間い、美しき棚田にある畑でコットン栽培を続けてきました。

22年に山王寺でコットンを育てる農家の藤原潤さんと出会い一緒に栽培をスタート、ようやく山王寺で収穫したコットンを糸にして、ピュア出雲メイドの商品を作ることができるようになりました。

種を植えて実を結び、商品になるまで2年ほどかかる、尊い農産物でもあるコットン。

畑で土に触れ、種を蒔き、植物を育む。
1年を通し美しき山王寺に棚田の静けさが、大地のエネルギーいっぱいの綿花を育んでくれます。

一粒の綿の種を土に植えることで、私たちは大地の恵みに対する感謝を表し、収穫を通じてその恩恵を授かります。このプリミティブな体験と、種から始まるストーリーを一緒に学んでみませんか?

※参加される方は参加ボタンを押してください

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今年は「seed to the future    種一粒から未来へ」と題し自然に感謝の気持ちで未来へつながる種まきを。

種から芽が出て花をつけ実を結ぶ。そのコットンボールの繊維から糸を紡ぎ、生地を織り洋服ができています。私たちが着ている服が植物の種からできていること、オーガニックコットンが普通のコットンとどう違うのか?    

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安価な服は知らない国で子供達がミシンを踏んでいる可能性もあります。ものの値段や価値には裏側にその理由があり、自分の目で見極めて何を選ぶのかを決める必要があります。そんな一粒の種から始まるお話を一緒に学びます。

また美しい山王寺での種まきの体験が、ご自身の中に静けさをもたらし、情報過多の日々の中で心と体のバランスを整えてくれます。

nanadecorの活動とこの1日が、それぞれの「自分を取り戻す」ための大切な時間となりますように。

5/16金曜日、5/17土曜日は同じ内容でどなたでも気軽に参加できる種まきと学びのオープンディとします。



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<5/16金曜日・5/17土曜日 コットンの種まき オープンデー>


10:30 山王寺に集合    オリエンテーション
11:00 コットンの種まき
12:30 山王寺の景色の中でランチ(各自持参、雨天の場合は室内)
            seed to the future program 学びの時間
            季節の農作業、交流、瞑想、フリータイムなど
            (天候や仕事の進み具合、希望により決めます)

14:30 ご一緒したみなさんとのシェア
15:00 終了
ランチ・水筒は各自ご持参ください
遠方からお越しでお弁当が必要な方など、お申し込み後にヒアリングいたします

<料金>

無料    

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<山王寺の棚田で種をまく意義>


・神聖な棚田のエネルギーが心を整える
山王寺の棚田は、千年以上もの歴史を持つ聖なる場所。この土地に宿るエネルギーを感じながら作業をしていきます。

 ・大地のエネルギーを受け取る
 先人たちが受け継いできた棚田の景色は、単なる農地ではなく、自然と人の調和によって生まれた神聖な空間。 その場所で土に触れ、綿を育てることで、大地の力を綿にも自分にもチャージしていきます。

・神秘的な風景が五感を研ぎ澄ます
 山の傾斜に広がる棚田は、朝霧や夕暮れの光の変化によって、まるで別世界のような神秘的な景色を生み出します。 小雨の日、晴れの日と天気も様々。こうした自然の美しさを五感で感じることで気づきが深まり、秘められていたご自身の感性が研ぎ澄まされます。

・歴史と自然の循環を感じ、ストレスが軽減される
 長い年月をかけて人々が築いてきた棚田の風景には、持続可能な農の知恵と、自然と共に生きる哲学が込められています。 ダイナミックな自然と神秘性を感じストレスをリリース。

・水と空の広がりの中で、深い呼吸とリセットができる
棚田のもう一つの特徴は、水の流れと空の広がり。 棚田には、湧き水が流れ込み、静かに水が循環しています。水の音や水のある景色には、副交感神経を刺激し、リラックス効果を高める働きがあり、情報社会の中では得られない安らぎを感じます。

・ 空の広がりが視野を広げる
 山間に広がる棚田では、見渡す限りの空が広がっています。人は視野が狭くなると、思考も閉塞的になります。空の大きさを感じながら、思考や感情を解放します。

・地球のサイクルとつながることで、「生きる」実感が深まる
 棚田では、四季折々の景色が移り変わり、1日の中でも天気が変化していきます。こうした自然のサイクルに触れることで「今の自分も、この大きな流れの一部なのだ」と感じます。

・ 「生かされている」という感謝が生まれる
 私たちが日々食べるもの、着るものが、どのように育ち、手元に届くのかを実感できます。 これにより、日常の当たり前に感謝の気持ちが生まれ、精神的な豊かさにつながります。

・コミュニティのつながりと、静寂のバランスを感じる
綿の種まきや収穫を、同じ場所で誰かと共に行うことで、言葉を超えたつながりを体感します。誰かがこの場所で作業を継承している「同じ目的を持つ人々と作業する」連帯感が、レジリエンスの力を育みます。

・静寂の時間を持つことで、自分と向き合える
 広大な棚田の中で作業をする時間は、日常では得られない貴重な「内観」の機会となります。雑音や情報のない環境に身を置くことで本当に大切なことに気づきます。

  

<My organic labo私たちの活動について>

https://myorganiclabo.love/about 

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・棚田の継承
過疎化していく山王寺の棚田の景色を守ることは米、真菰、コットンが共存していく集落の継続につながります。すでに山王寺に移住され農業を営む方々からも日頃作業の手が足りないと伺い、コットンの種まき時期に地元の農作業をお手伝いしようと考えました。みなさんの参加が地域の助けになるよう、より多くの皆様に参加いただきたいと思います。

・コットン農家は日本で唯一
コットンは自家栽培されていたりしますが、戦後安価な輸入品が入り、生業を立てられているコットン農家はおらず、山王寺の藤原潤さんお一人かと思います。私たちは日本で培われてきたコットン栽培や日本の手仕事を継承するためにも、藤原さんとコットン栽培を共に続けていきます。

・毎日着ている服がこんな工程を経ているのか?    
種から綿花を育て商品へ、このプロセスをリアルに感じていくと、モノには値段と理由があり、たくさんの人の手を経て商品が出来上がることや、その尊さを実感することができます。すると大量生産の安価なものを消費することでそのサイクルに加担していくことに気がついたり、ただ安いから良い、という価値判断に疑問を持つことができることも。オーガニックコットンをはじめ、丁寧に作られたものは価格が高騰していきます。それには理由がありますし、よりこの先は、さらに熱意とエネルギーが込められたアイテムの尊さが価値となります。その本質を伝えていくために、 nanadecorはseed to the future プロジェクトを始めました


<アクセス・集合場所>

山王寺の棚田    冒険の森てんばの下(集会場のような場所です、棚田に上がると看板あり)
https://maps.app.goo.gl/R3M3RSfsaCxwxChH7 
〒699-1241 島根県雲南市大東町山王寺588

車/JR木次線「出雲大東駅」から車で約20分
松江自動車道三刀屋木次ICから車で約30分、または山陰道松江西ICから車で約30分

・車で国道から10分くら山道を上ります。
・出雲空港から車で約40分、米子空港から約1時間
・空港からの方はレンタカーで移動、車が運転できない方など、参加者の車に便乗することができる場合もありますので、その場合はお問い合わせください。
hello@myorganiclabo.love

持ち物    ランチ、水筒、必要な方は手袋、汚れても良い靴、虫除け、日焼け止め、敷物